その時を楽しむこと
最近、生徒を教えていて、結構ハードな家庭環境の話を聞く機会があった。
前々からだいぶ早熟な子だなとは思っていたが、その話を聞いて納得した。
いろいろな事情から「子供のままでいることを許されず、大人の仲間入りをしなければならなかった」子はいる。子どもはいずれ大人になるのだから、一概にそれが悪いとは思わない。
笑ってるその子を見て、大人でさえ越えられるかわからない壁を越えてきたことに、すごいなと思った。
今は越えられたように見える壁が、また復活してくる日があるかもしれない。いつまでもその子が笑っていてくれることを願ってる。
でも、どうせ大人でいる期間の方が長いのだ。子どもの期間はその期間で楽しんでほしい。
楽しんでくれるように、微力だが努力していく。