最近のメンタル
おそらく私は病むとここに来る。
でも今は病んでいない。ただ久しぶりにふと書きたくなったのだ。
私のメンタルはとても不安定だと自覚している。
薄氷の上を恐々と歩いている、底なし沼の上を綱渡りしていることを自覚していた。
でも最近は学生時代より病むことが減ったという自分の変化があるので考えてみた。
高校生までとても抑圧された生活をしていた。
好きなもの、アニメとかを好きと言えない状況だった。言えば「勉強しなさい」としか言われない。だから「好きなものを好き」と言わない、思わないようにしていた。
大学の時は急に現れた自由を持て余しすぎて結局それまでと同じようにビクビクしながら、周りを伺いながら生きていた。
社会人になって少し自分の好きなものに素直になってきたみたいだ。好きなものを好きということに後ろめたさを感じなくなってきた。
たぶん自分の時間をかけて仕事をして、その対価としてお金をもらって、それを使って好きなことに投資をしてるからだろう。
あとは仕事をして対価を得て、社会の一員になれているという安心感もある。一番手っ取り早い自己肯定感の取得方法だ。それに私は助けられている。
その他にも病まなくなった理由はある。きっと学生時代よりも時間がなくなったのだ。時間がありすぎたからこそ、考えられることもあったのだろうけど、自分について考えることは私にとって「深淵」だったのだ。答えのないメビウスの輪をずっと走ることだったのだ。
その時間を無くしたことと引き換えに、考えすぎなくても「なんとかなる」という思考を手に入れた。一種の諦めだ。まあ、その思考方法にもまだ慣れない。いまだに良く思考の沼には落ちている。
でも前よりも少し日常が楽しい。