1984と動物農場
試験もひと段落したので、読書を始めました!
それで読むのがこの2冊ってwという感じですが、ひとまず読み切りました
重いですね...暗いですね...
遠藤周作の沈黙を思い出しました
この本達を通して、ジョージ・オーウェルが何を伝えたかったのか、その時の時代背景等は申し訳ありません、わかりません。あとがきには書いてあったのですが「きっとこうだったんじゃない?」的な推測も多かったので、素直に自分が思ったことを書きます
一言で言うと「わーあるある」と思いました。それは2冊ともに感じました。
声の小さなものの意見は淘汰される。声の大きなものの主張が、間違っていようがいまいが真実となってしまう
これは、世の中でもよくあることですね。大きな流れの中で、それに刃向かう声を上げることは大変です。そしてそれをあげ続けるのはもっと大変だ...とよく言われますよね
でも声をあげている人達は一度は思ったのではないでしょうか?「大きな流れに疑問を持たずに生きていられる人達と同じように考えられたら...」と
でも無理なのです。流れに疑問を抱いてしまったから、その疑問を無視できなかったから。
「周りと違う」という状況はつらいと思います。同じになれたらどんなに楽かなと。
私はよく「平凡でいたくない、特別でいたい」と思います。そうでないとアイデンティティーが何かわからないから
しかし、実際周りと異なる状況になると、「周りと同じでいたい」と私は考えます。周りと異なるというのはとても怖い...
矛盾してますよね
この数日間、そんな自分の感情と思考について考えを巡らせ、メンブレしました
闇は見つめすぎないほうが良さそうです
「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを除き返しているのだ」
闇を見つめていると、絡め取られている気分になります...
次は明るい感じの本を読みたいですね